リチュ日々の出来事
美しい姿勢とヨガ
11月になり各地で紅葉が見頃ですね。
御茶ノ水駅からリチュ御茶ノ水店に向かう道はイチョウ並木があり、これからが見頃です。
解剖学者 養老孟司さんの『かけがえのないもの』という本に「人間が意識して作ったもの以外を一日15分でもいいから見る。
そうすると生活にゆとりが生まれる」とあります。
スタジオからも青空や豊かな木々を見ることができますのでレッスン前のひととき、この景色を楽しまれてはいかがでしょうか。
さて、2月から続くコロナ禍。テレワークが推奨されていますが、
『会社にあるような作業デスクがない』
『机の高さが合わない』
『会社より照明の照度が低く目を凝らす』
『会社にあるような椅子がない』
などオフィスと違う環境での仕事で姿勢が悪くなっている方も多いようです。
また今年の夏の猛暑で、外出を控え、体を動かさないことで腹筋や背筋の衰えにより姿勢を保つ筋肉が不足していることで猫背になりやすくなります。
姿勢が悪いと起こる不調
単純に『姿勢が悪い』ということだけでなく様々な体の不調も引き起こす原因になります。
1.肩こり
人間の頭の重さは約5キロです。首や肩は常に重たい頭を支えるために緊張状態を保っていることになります。さらに、うつ向き姿勢になると首にかかる頭の重さが2~3倍になり、肩回りの筋肉が固まってしまうことで血流が悪くなり、肩こりさらに頭痛を引き起こす原因にもつながります。
2.腰痛
座る時に足を組む、片足重心、カバンをいつも同じ方にかけるなど思いあたる方は骨盤が歪んでいる可能性があります。姿勢の悪さが原因で起こる骨盤の歪みも腰痛悪化の要因になります。
3.代謝の低下
猫背の状態では息を吸った時に肺が十分に膨らむことができず、呼吸が浅くなります。それにより基礎代謝が落ちて太りやすい体質にもつながると言われています。
4.血行不良や冷え
呼吸することにより横隔膜や背中、お腹、骨盤底筋群まで様々な 上半身の筋肉が連動しています。浅い呼吸は筋肉の動きが鈍くなり、筋肉の動きに助けられている静脈やリンパの流れも滞り、結果的に血行不良や 冷え性の原因になることもあります。
姿勢を改善する方法 1 : ストレッチ
椅子に座りながらできるストレッチをご紹介します。
①手を肩に添え、肘で大きく円を描くようにまわします。
ゆっくり5周し、逆方向も同じようにまわします。
②体の後ろで指を組み、組んだ手を伸ばします。
腕と背中が伸びたところで胸を開き15秒キープ。
呼吸を止めずゆっくり行いましょう。
姿勢を改善する方法 2 : ヨガ
伸びをする子犬のポーズ 姿勢改善&肩こりをラクに!
①四つん這いになります。肩が手首の真上、腰が膝の真上にあるか確認します。お尻を上げたまま、両手を前に歩かせます。
②息を吐きながら、額を床へ下ろし両腕を伸ばします。腰骨を伸ばすようにお尻は後ろへ引きます。
③できれば胸、あごを床に近づけるようにし、脇を伸ばします。ポーズをキープしたまま3~5呼吸する。
かんぬきのポーズ 背中&肩甲骨まわりのコリをほぐして呼吸も改善
①膝立ちになり、右脚を右へ膝の延長線上へ伸ばします。
左膝は左腰の真下なるようにします。
②右掌を上向きにし腿に添え、左手を上にあげます。
③息を吐きながら、ゆっくり上半身を右側に倒します。
できる方は胸を天井に見せるように。さらに目線を天井に向けます。ここで3呼吸キープします。
反対側も同様に行います。
仕事以外でも介護や育児による無理な姿勢や気づいたら長時間スマホの画面を見ていたり、秋の夜長、読書に勤しむ方もいらっしゃるでしょうか?
長い時間、同じ姿勢でいると身体に様々な悪影響を及ぼします。
『年齢は背中にでる』とも言われますので、一時間に一回はヨガやストレッチでリフレッシュし、いつまでも美しい姿勢を保ちたいものですね。
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