アーユルヴェーダについて①
2月から毎週火曜夜に「ドーシャバランスヨガ」が始まります。
「ドーシャ」という言葉は、インドの医学「アーユルヴェーダ」で使われる言葉です。なんとなく聞いたことがあったり、最近では女性誌のライフスタイル等のジャンルでも取り上げられていたり。
インド発祥のヨガは、アーユルヴェーダと関わりが深いので、是非クラスでも興味を持っていただけたら幸いです。
まずは、アーユルヴェーダについてご案内します。
◆アーユルヴェーダとは
5千年以上前からインドに伝わる伝統医学で、中国の漢方と同様、世界保健機構(WHO)によって公式に承認されています。サンスクリット語のアーユス(Ayus)とヴェーダ(Veda)が組み合わさってできた言葉で、「生命科学」または、「いのちの真理」という意味だそうです。
西洋医学が、病気の症状を取り除く治療医学であるのに対し、アーユルヴェーダは「より健康に、長寿や若さを保つこと」を目的とした予防医学です。
アーユルヴェーダでは、宇宙に存在する全てが、「空」「風」「火」「水」「地」の、5つの要素によって構成されていると考えられています。
中医学のエレメンツと似ていますね。
また、この要素より形成される、ドーシャと呼ばれる3つの性質
「ヴァータ(VATA)」「ピッタ(PITTA)」「カパ(KAPHA)」という生命エネルギーの組み合わせによって、私たちの体質が決定すると言われています。
健康で美しくあるための鍵は、自分の本来持っているドーシャの割合を知り、このバランスを保つこと。
ドーシャのバランスは、人によって異なり、また、常に一定の割合ではなく、微妙に変化しています。
この「変化している」ということがキーです。
変化の要因は様々で、時間・天気・季節や嗜好品、生活スタイルなど、外的要因でもそうですし、加齢や思考、体内環境にもよります。
インドやスリランカにあるアーユルヴェーダ施設では、個人個人の基本の体質【ドーシャ】とバランスを時間をかけて調べ、そのドーシャにあった施術を決められた期間実施するので、1ヶ月間など滞在する場合があります。
しかしその様な本格的な施設に行かなくても、アーユルヴェーダは私達の生活に活かすことができるので、その法則を覚え、例えば不調を感じたらどのように過ごせばよいか等、自ら見つけ出すことができます。
なんだか難しいのでは?と思う方も、かなり身近なものなので、分かりやすいと思います。
「ドーシャバランスヨガ」では、少しずつご案内していきますので、頭を固くせずどうぞ楽しんでご参加ください。
またアーユルヴェーダについて blogご紹介していきます。
火曜20:15~(ホット60分)担当ALI
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