自分で自分を窮屈にしていると思ったら...
頑張ってるのにうまくいかないな~と
思うことありませんか?
とても向上心の高い人が多いと思いますし、
世の中の情報で、偉くなるために、美しくなるため、など
私達の心情をあおるものも沢山あり、影響されることもあります。
目標に向かって頑張ることは大切ですが、あれもこれもと・・・
いろんなものを抱え込んでいるなーと思うこと ありませんか?
シンプルに生きる為に、ヨガの教えの中で「サントーシャ」という言葉があります。
私達は自分の外側の世界に目が行きがちですが、
肝心な自分自身がほったらかしになっている場合があります。
DoではなくBe。
今ここに身を置くこと。
それを気づかせてくれる とても良い教えです。
そんな「サントーシャ」について、とても素敵な文章を見つけました。
堀川ゆき先生が、連載コラムを書いている「POST」http://1post.jp/2016/02/23/rensai_pt_horikawa3/ から転用させていただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2~3世紀頃に著されたインド哲学の古典経典である「ヨガ・スートラ」には、ヨガの思想について大切なことがたくさん書かれています。
私がヨガを好きで教えているといっても、何せヨガの歴史は4000年前のインダス文明までさかのぼってしまうので、あまり宗教的なことや哲学的な内容となると私もお手上げなのですが、その「ヨガ・スートラ」に書かれている、私の好きな言葉を一つ紹介します。
「サントーシャ」(Santosa)
「サントーシャ」とはサンスクリット語ですが、日本語でいうと「知足(ちそく)」と表現されます。つまり、「足るを知る」ということです。
今の自分自身で足りていることを認識し、それ以上に求めないという意味です。「知足」とよく似た言葉で、「満足」という言葉があります。「満足」とは、十分に満ち足りていることであって、足りていることに気付く「知足」とは似て全く非なるものです。
生きていく上で本当に必要なものって、実はとてもシンプルなはず。「Simple is best.」という言葉がありますが、まさにその言葉の通りで、本当はもっともっと身軽になれるはずです。
あれもこれもと不必要なものまで抱え込み過ぎて、本当は満たされているはずが逆に自分を窮屈にしてしまっていませんか?
思い切って手放す勇気を持ってみましょう。
雑誌に載っているあの服が欲しい、
仕事で認められて出世したい、
あの人みたいにお金持ちになりたい、
カッコよくなってキレイになってモテたい、
もちろん、夢や目標を持つことは生きていく上でとても大切です。でもそれに執着し過ぎたり、周りに優しくなれなかったり、自分自身を苦しめていたり、大切なことを見失ってしまってはいませんか?
「あれもこれも足りない!あれもこれも欲しい!」ではなく、「あれもこれもある!あれもこれも要らない!」へ、ちょっと意識を変えてみましょう。
綺麗なものを綺麗と感じたり、
美味しいものを美味しいと感じたり、
家族や大切な人を愛おしいと感じたり、
季節の風の匂いに懐かしさを感じたり、
笑ったり怒ったり悲しんだり喜んだり、
こんなふうに心が感じて動く瞬間「感動」があるのは、今こうしてここで生きているから。何気ない日常の中で、ふとした幸せを見つけてみてください。
「サントーシャ」を見直すことで、自分とって本当に大切なものが何かを気付かせてくれます。それに気付いた時、自然と感謝の気持ちが込み上げてきます。自分自身が何だか愛おしくなる、そんなヨガの教えです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゆき先生自身もとても努力家で、仕事と夜間専門学校通学、昼は大学と休みがないくらい続け、
早7年が過ぎました。
でもいつお会いしても変わらず、穏やかなお人柄です。しかも美BODY&美人さん。
この シンプルな真理を常に守り、過ごしてきたからなのでしょうね。
なんとなく自分らしくないなーと思ったら、
ぜひヨガをして、4000年前からある幸せの方法を思い出してくださいね。
ゆき先生 担当クラス
水曜日 10:30 ベーシック 12:00 ウェルエイジング
日曜日 11:45 ロング(肩こり解消) 13:30 ベーシック
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.yoga-rcu.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/249