5/25 認知症予防セミナー終了
今日は、へルシーヨガの前に「認知症予防セミナー」を堀川ゆき先生に開いてもらいました。
今回のセミナー詳細はこちら
皆さん、きっかり時間通りに集合。
物忘れと認知症の違いや、認知症の種類、初期症状についてお話がありました。
認知症になった本人は気付けないので周りの人が症状に気づいてあげることと、
どのタイプの認知症なのか判断することが大切であると。
初期症状から始まり、全ての認知症の人に現れる「中核症状」、症状があらわれるかどうか個人差があるものの「周辺症状」など。
実際にゆき先生のご家族の例などもお話しくださりました。
もともとプライドが高い方等は、認知症の症状が強く出るらしく、子供や孫たちも認知症になった人を避けるようになってしまうらしいのです。
それでは本人は寂しいし、介添えの家族はその時間がとても憂鬱になります。
本当に、症状は10人いたら、10人違う症状で、その症状別に見ていきました。
若い方で50代前後から症状が出る人も身近らしいのです。
認知症患者を診ていた家族が認知症になるというケースも。
今回は認知症患者のご家族の方もご参加頂き、貴重な経験をお話しくださりました。
また、認知症予防の中に、「手先を使うことが有効」とあるが、
「知り合いの手芸やお料理の先生でも認知症になった人がいる」と身近な例をお話しくださったK様。
自分でも近い将来不安なので、そんな人でも認知症になるのなら何を心がければよいか、
予防項目すべてやるのは大変ですね と意見がありました。
そうですね…
様々な情報があって、それをすべてやればOK、認知症にならないというのは、
残念ながら確証はないです。
但し、自分のできる範囲で取り入れていけば、少しでも効果的であると、先生はおっしゃっていました。
アロマテラピーで脳神経への刺激が、認知症改善につながることに、とても興味を持ってくださった方も。
女性は、アロマなどの香りの良いもの、オイルマッサージ等もお好きな方が多いです。
是非自分が好きなものから取り入れて、心地よい体験をしてみてください。
アロマテラピーの研究は進んでいて、特に中核症状に対して、治癒効果があるそうです!
10年後には65歳以上の5人に一人は認知症になると厚生労働省では推定されており、
私達も近い将来、とても身近な疾患になると思います。今から予防を心がけなくてはです。
認知症になった場合 大切なのは周りとの良好な関係や、ご家族のサポート。
そしてご家族の負担を減らすこと。
ご家族は、プロに任せられることは任せられるよう、公的サポート等の情報を得る、
同じような問題を抱える仲間たちと交流も大切。
それぞれの経験を抱え込むのではなく共有することで、誰かの役に立ち、また心の支えとなるそうです。
また各自、自分で予防を心がけることで、多くの楽しいことを、たくさんの人達と共有できる時間が
まだまだ先にあるということを、自覚できるように。
人生はまだまだ長いです。その人らしい生活が続けられるように、家族で話し合いも大切とのことでした。
皆様とてもアットホームにお話してくださり、感謝いたします。
個人的には、
yogaのような、優しい運動を取り入れていただくと効果的であると同時に、環境に変化にも対応できる精神も身に付くと思いました。
高齢者の多くは環境の変化に適用することが難しく、それがきっかけで認知症になる方もいます。
お若い方でもそうです。
いつも同じことに慣れていて、何かの変化が起こると、適用することが苦手な方もいらっしゃるので、
ぜひヨガを普段の生活に取り入れて頂けたら、良いなと思いました。
またこのようなセミナーの機会を作って、情報を共有できたらと思います。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
Eri
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