呼吸について
ヨガを体験するとまず、「呼吸」と言われます。
ヨガの時に、呼吸はできているのかできていないのかが分からない、本当に合ってるの?
深く呼吸をするって?
と・・・
呼吸が難しいと感じる方が多いのです。
私もそうでした。
辛いポーズを練習している時やバランスポーズの時、呼吸を止めていることが多く、後からもっと辛くなってきます。
きついなーと思う時ほど、呼吸を意識的にしてみる。少し大げさに。
そうすることで、だんだん呼吸することで身体が楽になってくる感覚を知り、そこから呼吸が深まってきました。
リチュのベーシッククラスでは、スカアーサナ(胡坐)になり、呼吸から始まります。
自然呼吸→お腹を膨らませる「腹式呼吸」→胸もお腹も意識した「完全呼吸」→ 自然呼吸 で終わります。
だいたい5~7分位。
同時に呼吸が深くできる安定した姿勢を作ることも練習します。これが大事。
また、スカアーサナが辛くて呼吸に集中できないという方や、骨盤が後傾して背中が丸くなり呼吸が浅くなってしまう方は、
お尻が高くなるようヨガマットを折りたたんで、分厚くした上に座りましょう。
又は、担当インストラクターに相談をして良い座法を選択しましょう。
この最初の姿勢・呼吸を丁寧に行なうことで60分間のヨガクラスの体感が違ってきます。
「腹式呼吸」は、吸った空気がお腹にたまるのではなく、お腹をへこましたり、ふくらましたりすることを意識する呼吸で、横隔膜の上下運動をします。
横隔膜は、胸と腹の境目にあるドーム状の筋肉です。
横隔膜が下がるとお腹に圧がかかり、内臓等が下がるため柔らかいお腹の部分のぷっくっとふくらみます。
お腹だけでなく同様にうしろの腰部も膨らみます。試しに腹式呼吸の時、腰に手を置いてみてください。
胸式呼吸も同じで、肋骨が開き胸が膨らむのですが、背中も膨らみます。
スタンダードなヨガは腹式呼吸から練習をするので、ヨガ=腹式呼吸だけ、思われる方もいました。
ポーズの姿勢により胸での呼吸もあります。
今って腹式?胸式?完全呼吸?など難しく考えすぎるのも良くありませんので、まずは呼吸を止めないように。
ゆっくりと長く呼吸するように意識してみましょう。
そして、毎回同じことを繰り返し続けることで、ポーズ中に楽に呼吸ができるようになり、スタミナもついてきますよ。
Eri
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