漢方×ヨガ イベントレポート
昨日は漢方アドバイザーであり、ヨガインストラクターの梅村かおり先生の
「漢方×ヨガ」イベント 2時間スペシャルでした。
雨の中、沢山の方が参加してくださりました。
梅村かおり先生は、札幌在住ですが、
漢方薬局で有名な薬日本堂に在職しており、本店のある品川へ足を運んだり、勉強やヨガ、漢方のイベントの為、都内にいらっしゃるときがあります。
札幌でも漢方薬局でお勤めしながら、スタジオヨギー札幌店でヨガインストラクターとして活躍しています。
とても大らかで包み込む温かさがある、素敵な女性なんです。
今回も前半は先生の近くで今の不調などについて話し合いました。
冬は五行説の五臓の中の「腎」の季節。
「腎臓」は身体の水分代謝を調節するところですね。働きが悪くなると、
むくみや下痢、尿トラブル等の症状が出てくるそうです。
また「腎」は「精」をやどすと考えられており、「精」は生命力、生殖力の根源エネルギーが腎に内臓されているそう。
腎は元気の源。
しかし、腎の気が衰えると元気がなくなり、身体も冷えて、老化しやすくなるそうなんです。
驚きやすいのも老化現象だそうです。
病気から自分を守るために必要なことを、予防医学としての漢方について話が続きます。
「なぜ身体が冷えてはだめなのか?」
「冷えるとどんなことが起こるのか?」などをみんなで考えました。
みんなで考えたり、答えを導いてくれたりととても楽しい時間。
例えば、耳鳴り。
キーンと高い音の耳鳴りは、ストレスが原因な事が多く、
びーという音や低音の場合は、老化や、身体が冷えているとなるそうで、
症状によっても原因が異なるのですね。
その他、冬になると出やすい不調や、産後の不調、老化すると出てくる不調なども
その細かい違い等も教えてくれました。
いろんな本や雑誌で出ていますが、大切な事って意外と抜けていると思いました。
でも、いざ不調になると、慌てたり、悩んだりで根本的な自分の身体の個性を無視してしまっていますね。
如何に、情報に振り回されているか…反省。
まずは、「疲れてしまった自分に気付いてあげることから」。
そして、改善方法。
生活を正すには、身近な食事が基本。
身体の「気・血・水」は内臓で作られます。
冷えていると消化が悪く、食べたものが上手く吸収されないので、勿体無いですとかおり先生。
常にお腹を温めておくことが大切。
そしてなるべく、日本でとれた食べ物をとり、不自然な食べ物をとらないこと。
楽しく、幸せな気分で食事をとること。
身体を冷やす食べ物は食さないこと。南国の食べ物やアイスクリーム、白砂糖はNG。
冬の季節はなるべく、黒い食材を選んで食べること。ひじき、きくらげ、黒豆、きのこ類。ちなみに黒ビールはだめ。
カタカナではなく、ひらがなの食べ物が良い。等。
そして良質な睡眠が大切。
夢を沢山に見る方は良い睡眠がとれていないそうです。
緊張=ストレスなのでストレスケアも。ヨガはもちろんお勧め。
冷えない身体にする為に、内臓を温めること、適度に運動して筋力をつけること。
ということで、後半は「骨盤」にフォーカスしたヨガクラスを行なっていただきました。
皆さん、短い時間でしたが、結構汗を掻いていましたね。気持ちよく身体を皆で動かしました!
ヨガをすると、身体を労わる気持ちがより感じます。
年末年始は、
忙しいというと「心を亡くす」と書くので、
ご多用な時期でもあり、自分ではなく、誰かに気を配る時期なので、
ヨガの時間だけは自分だけを見つめて、慈しむ気持ちをもってみましょう。
と先生がおっしゃっていました。
楽しい時間はあっという間。
かおり先生は、沢山の女性の慢性的な悩みと寄り添ってきたからこそ、
自信と、内からの優しさに溢れ、とても信頼できる先生です。
また、次回もイベントでお会いしましょう!
皆さんは、冬の準備 完璧ですね。ホットヨガで若さを保ちましょう。
レポート Eri
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